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だらだら闘病&ぐちぐち日常=だらぐち日記
2017.06.15 (木)
「パーフェクトワールド」と言う漫画が、実写化されるのをご存知でしょうか。
コメント
原作者からコメントを頂きましが、やはり既存の障がい者イメージを作ってるのを自覚されてはいないのが分かりました。
やまゆりの記事を読んでも、どちらがイメージを構築して苦しめているのか、映像を作る側がこれなのかと… 原作の設定を壊して、映画用の設定を変えり、若手が仕事としてって、全てイメージ先行させてるのに、「感動ポルノ」でもいいと 何度も書くが、作りあげた「頑張るイメージ」が既に苦しむてるんだと… ココで反論したところで、イメージ通りの障がい者が出来上がる 軽いよ aruga←たか子*2017/06/15 5:20 PM
taracoさん
こんにちは。 コメントをいただいた時からずっと気になっていました。 twitter上で深い話をすることは控えさせてもらっています。そのため、お返事が返せずにすみませんでした。 今回、本当に不快な思いをさせてしまったこと、申し訳ありません。 taracoさんの言葉は実際に経験した人のものなのだと考えると、重く、こんなにも苦しく感じる人もいるのだと痛感せざるをえません。 ただ、私には応援してくれている方もおります。 取材協力者の方々だけでなく、個人的に友達だった生まれつき脊損の男性。 漫画を読んだと伝えてくれた、病気で歩けなくなりひどい差別をされたこともある女の子。 車椅子の彼との結婚を反対され、二人一緒に漫画を読んでくれているカップル。 その事実もまた受け止めていきたいのです。 この先「感動ポルノ」と言われることがあっても、それでもいいやと思っていました。 それはやまゆり事件のあと、重度障害者を持つご家族の方の記事を読んだ時です。 http://mess-y.com/archives/35942/3 自分の作品は高尚な芸術作品ではありません。 わかりやすく読んでもらうために、漫画的展開をたくさん取り入れています。 とてもじゃないけど、彼らが例にあげた作品に並ぶとは思ってはいません。 ただそれでも「普及のきっかけになればいい」「普遍的な感動の提示であれば、ポルノに成り下がらないことは可能」「家族が望む理解はその程度で十分」と許容してくださる方もいます。 漫画、映画となればなお、若い人たちがたくさん観ます。 私はできる限り若いうちから、障害というものに触れて欲しいと願ってます。 リアルを少しずつ混ぜながら、できるだけ読みたくなるストーリーにしていく。 バリバラのようなドキュメンタリーには興味を持ちにくい方でも、触れていけるように。 この地震大国の日本で、障害を持つ人が実際に直面したこと、するであろう可能性を取材してきました。連載がもし続いたらどこかで描こうと思ってきた内容を、今のストーリーになんとか落とし込もうとしています。 読んだ人たちが架空の登場人物に感情移入してくれて、 それがきっかけで、身障者用の駐車場やトイレを使うのはやめよう、障害を持った人に会っても過剰に緊張しない、 その程度のことがおこれば十分だと思っています。 ただひとつだけ、役者さんたちは与えられた仕事を精一杯こなそうとしている、ただの若者です。 私が自分自身、脊損ではないのにこの漫画を描いているのと同じです。 金儲けのためだけにやってるわけではない、と、どうか少しでも思っていただけたら幸せです。 私の力がもう少し高ければ、もっと上手に描けていたのかもしれません。 何度も繰り返しますが、taracoさんのコメントは最初にもらった時からずっと心に引っかかっていたほど、考えさせられていました。 作品はもうしばらく続けさせて頂くことになりますが、taracoさんの言葉は重く、反吐が出るほど嫌悪する人もいるのだということは決して忘れません。 突然のコメント本当に失礼しました。 よろしくお願いいたします。 aruga*2017/06/15 12:57 PM
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